カレッジフットボール:1/28から『3大カレッジオールスターゲームウイーク』が始まります!

カレッジフットボールのオールスターゲームを楽しむ!


カレッジフットボールで1月末~2月初旬と言えば、「オールスターボウル」のシーズンです。

現地1月28日(土)『NFLPA カレッジエートボウル』(NFLPA:NFL選手会)を皮切りに3つの代表的なオールスターゲームが行われます。

カレッジの場合の「オールスター」とは、NFLなどのプロリーグのファン投票や推薦で出場選手が選ばれる「オールスター選手の祭典」とは異なり、主に大学最終年の選手を中心に、NFL選手会や各オールスターボウルの選考委員から招待を受けて出場する、基本的にはNFLやCFLのスカウティングコンバインやドラフトのための「ショーケース」的な意味合いを持った試合となります。NFLの各チーム、他のプロリーグなどから多くのスカウトが訪れますので、プロを目指す選手たちにとっては大きなチャンスなのです。

また選手たちは試合日の前の数日前からキャンプを行い、NFLなどのプロのコーチや元NFL選手などからプロとして実践的なトレーニングを受け、NFL選手になるためにフィールド内外で必要な様々な事を教育されて「プロ」になるための準備する期間ともなっています。

試合は、NFLチームのオフェンスコンバインやドラフトを前にした選手の怪我などを考慮した「特別ルール」が採用されます。

ですので、「試合の勝敗」を楽しむというよりかは、毎年の「オールスターボウル」の中から、どの選手がNFL選手としてドラフトされ、スター選手になっていくのかを追いかけてみるのが、「オールスターボウル」の楽しみ方の一つかもしれません。

NFLPA カレッジエート・ボウル:NFLPA Collegiate Bowl

NFLPA(NFL選手会)が、2012年から主にFBSとFCSの選手を対象(例外もある)として行っているオールスターボウルが『NFLPA カレッジエートボウル』

公式サイトによると、2018年のゲームには84の大学を代表する112人の選手が参加し、42人の選手が2018年のNFLスカウティングコンバインに招待され、19人が2018年のNFLドラフトで指名されました。

以前は観客を入れていましたが、近年は「パンデミック」の影響(2021年はキャンセル)もあり無観客で行われており、2023年もTV中継のみで、NFL Networkで放送されます。
 
日時:2023年1月28日(土)キックオフ@東部時間午後6時・西部時間午後3時
場所:ローズボウル・スタジアム(カリフォルニア州、パサデナ)
TV中継:NFL Network

シニアボウル:Senior Bowl 

今年で第74回を迎える『シニアボウル』は、長い歴史の中で多くのNFL選手がドラフトされ、最も有名なオールスターボウルです。
公式サイトによると過去2年のドラフトでそれぞれ106人が指名され、過去2年のドラフトクラス全体の40%以上を占めるという連続記録となり、過去4回のドラフト(2019~2022年)では、87.2%の選手がルーキーシーズンのある時点でNFLの53人ロースターに登録されました。

シニアボウルの行われる週には、パレード、イベント、コンサートなどがあり、試合当日にはチームウォークやファンフェスタが行われます。
 
日時:2023年2月4日(土)中部時間午後1時30分
場所: 南アラバマ大学・ハンコック・ホイットニー・スタジアム(アラバマ州、モービル)
TV中継:NFL Network
 

イーストウエスト・シュラインボウル:East West Shrine Bowl


シュラインボウル98年の歴史上初めて、NFL現役コーチ陣、ニューイングランド・ペイトリオッツ:ビル・ベリチック氏とアトランタ・ファルコンズ:アーサー・スミス氏今年の試合の監督を務めることを発表しました。ペイトリオッツとファルコンズのコーチ陣は、試合前の週に参加選手にプロレベルのアドバイスや育成の機会に携わり、選手はNFLのコーチ陣の前で実力を発揮する絶好のチャンスの場となります。

昨年に引き続き、今年のシュラインボウルは、ネバダ州・ラスベガスにあるラスベガス・レイダースの本拠地「アレジアント・スタジアム」『NFLプロボウル』の週に合わせて開催されます。今年のシュラインボウルの週には、ルクソールラスベガスホテルにて入場無料のサイン会も行われます。

日時:2023年2月2日(木)西部時間午後5時30分
場所:アレジアント・スタジアム(ネバダ州、ラスベガス)
出場選手:Roster – East West Shrine Bowl
TV中継:NFL Network

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