スーパーボウル55 NFLコミッショナーの見解

2021年2月7日に行われる予定の第55回スーパーボウルについて先日NFLコミッショナーのロジャー・グッデル氏が”現時点”での見解を述べている記事が出ていました。

アメリカでは今週からコロナワクチンの接種が始まり、まずは医療従事者などコロナの最前線で働いている人達が優先で接種しています。NFLを始め、観客動員を必要とするすべてのプロスポーツ、エンターテイメント界が、新たな打開策であるワクチン接種に注目しているところです。

インタビューの内容を簡単にまとめると下記の様になります。

・ワクチン接種が始まったが、NFLとしてスーパーボウルのために先駆けてワクチン接種に乗り出すつもりはな く、あくまで医療従事者、関係者、最前線で働く人たちを優先し、民間まで回ってきた時点での判断であり、NFLが特別に接種へもっていくようなことはしない。

・リーグは、選手、コーチ、チームスタッフがその時までに予防接種を受けていないことを前提に、スーパーボウルを通して運営する計画を立てている。

・以前には、フロリダ州知事からはスタジアムにフルの観客をいれても良いと言われた時期であっても、NFLとしては安全を最優先し25%の観客動員に留めてきたことを含め、現時点では具体的な数字を考えることはできないが、可能な限り沢山のお客さんをレイモンド・ジェームススタジアムに動員したいとは思っている。

・(昨夜の試合を家族で観戦し)「昨日スタジアムでの観戦し、非常に安全であると感じた」と述べたグッデル氏は、今シーズンNFLとして感染防止の為に最大限に注意を払ってきた中で、半分のスタジアムには観客を入れることが出来た(32チーム中18スタジアム)という事実をもとに、ファンを始め全ての関係者の安全を最優先した予防措置の再確認とさらに安全対策が正しく行われいるかを確認するなどすれば、観客動員に関してはポジティブに考えているとの見解。

・NFLとしてのプロトコルは、今シーズン中の刻々と変わるコロナの状況の中で、それに適応され進化させてここまで来ていることをふまえ、引き続きこれからの55日間状況を見続けながら、データをもとにした公衆衛生当局等の最良のガイドラインに適応していく。現時点では55日先の環境を予測はできない。

・スーパーボウルに出場する2チームも本来の様に一週間の間現地に滞在させずに遅れて到着することなども考えており、初日のメディアナイトやレッドカーペットもバーチャルやTV中心の形を取っていく。

また昨日のニュースでは、NFLとしてワクチンを接種済みの最前線でコロナに対応してきた医療従事者、関係者に対して感謝とワクチン接種啓発の意味を込めて今回のスーパーボウルに招待するという意向を発表しています。

フロリダ州は、NBAのオーランド・マジック、トロント・ラプターズ(特別措置)またディズニーワールド等、コロナ感染が拡がっていながらも観客を入れる流れになっているので、スーパーボウルも何十パーセントかの観客を入れる可能性がありますが、スーパーボウルウイークのイベント等は人の密集を避けたTV用の演出が中心の様です。

スーパーボウルに関しての情報がありましたら、出来る限るアップしていきたいと思います。

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