2022年3月19日(土)🇺🇸カリフォルニア州ロサンゼルスで世界スーパーウェルター級王座の4団体統一戦が開催されます。
2021年7月17日(土)の初戦ではWBA・WBC・IBF王者🇺🇸ジャメール・チャーロとWBO王者🇦🇷ブライアン・カルロス・カスターニョが一進一退の攻防の末、三者三様の採点で引き分けに終わっています。リングアナの告げる採点117-111をチャーロ支持と聞いたカスターニョは両腕を上げ「おいおい、そりゃないだろうよ。このジャッジはチャーロと俺を勘違いしてんじゃないのか?」という、困惑の表情が印象的でした。最大の山場となった10回、最大の好機で倒しきれなかったチャーロ。そしてその窮地を凌いだからこそ勝利を確信したカスターニョ。宿命の再戦では両者ともに「ジャッジの採点を必要としない」完全KO決着をつけたいところでしょう!
これまで4団体の世界王座を統一した王者は6人しかいません。ミドル級の🇺🇸バーナード・ホプキンス、🇺🇸ジャーメイン・テイラー、スーパーライト級の🇺🇸テレンス・クロフォード、クルーザー級の🇺🇦オレクサンドル・ウシク、スーパーミドル級の🇲🇽サウル・アルバレス、スーパーライト級の🇬🇧ジョッシュ・テイラー。チャーロ対カスターニョの勝者は7人目となり、スーパーウェルター級では初となります。
また、前座では元世界スーパーライト級王者🇦🇺コスチャ・ズーの息子、WBO世界スーパーウェルター級1位のティム・ズーが🇺🇸テレル・グシェイとの試合を予定しています。
会場は🇺🇸ロサンゼルスにあるクリプト・ドットコム・アリーナ(旧称ステイプルズ・センター)となり、NBAのレイカーズとクリッパーズ、NHLのキングスが本拠地とする大きな会場です。ボクシングでの収容人数は約20,000人ですが「チャーロ対カスターニョ2」では規模を縮小して開催されます。チケット料金は517.50、362.25、258.75、155.25、103.50ドルで発売中。