メーンイベンツから王者コバレフの防衛戦が発表されています。
2018年3月、イーゴリ・ミハールキンを7回負傷KOに撃破し初防衛に成功したコバレフ。
挑戦者を血だるまにする強打でロシア決戦を制しました。
2度目の防衛戦が決定したコバレフ、挑戦者の意気込みを買っています。
「あのチキンソンはアルバレスを避けた、そうさ、この俺から逃げたようにな。とにかくライトヘビーで最高の選手と戦いたいんだ。アルバレスは迷うことなく俺との試合を受け入れてくれたから、敬意を表するよ!」
ちなみに「チキンソン」とは、臆病者の「チキン」と名前の「スティーブンソン」をかけているそうです。
WBC王者アドニス・スティーブンソンとの統一戦が実現しなかったことに対して、いかに業を煮やしていたかを物語っているようですね。
3年半ぶりにアトランティックシティに登場するコバレフ。
全勝の強豪アルバレスと激突!
王者コバレフにやる気を認められたアルバレスも応じています。
「まあ長いあいだ待たされたし、もう、スティーブンソンの名前なんか聞きたくもないね!コバレフ戦に集中してるよ、なんたってこのクラスで最強なんだからさ!」
指名挑戦者ながらスティーブンソンから敬遠され、世界戦に恵まれなかったアルバレス。
3年間も待たされた鬱憤を晴らして王座奪取を狙います。
試合会場はハードロック・ホテル&カジノ内のエテズス・アリーナとなっています。
かつては東海岸のメッカとして栄華を誇っていたアトランティックシティですが、今やその座をニューヨークに奪われた感があります。
コバレフ対アルバレスのような好カードでボクシング人気を呼び戻したいところでしょう。