メジャーリーグ最古の歴史を持つ、フェンウェイ・パーク。このフェンウェイパークを本拠地とするのがボストン・レッドソックスです。
野茂投手が2度目のノーヒットノーランを達成したチームでもあり、その後、松坂投手の入団で一気に日本でも有名になり、岡島投手、田沢投手、斎藤投手などが中継ぎで活躍しました。
そして、上原投手は伝説的な活躍を見て、チームを世界一に導きました。
ホームであるフェンウェイパークは、熱狂的なファンの集まることでも有名です。
この球場の名物と言えば、レフト後方にそびえたつグリーンモンスター。
ライトにある1席だけ赤い座席である「ローン・レッド・シート」は、レッドソックスのレジェンドであり最後の4割バッターでもあるテッド・ウィリアムズがこの球場で放った最長距離の本塁打といわれています。
見どころが沢山あるのがフェンウェイパークの魅力でもあります。
近年のレッドソックスは、2018年に見事にワールドチャンピオンに輝きました。
2019、2020年はプレーオフに進むことなくシーズンを終えたものの2021年は、ヤンキースとのワイルドカードゲームに勝ち、地区シリーズも突破、2018年以来のワールドシリーズかと期待も高まりましたが、アストロズに敗れましたもののチームとしての強さを見せてくれました。ボストンのファンが再度、世界一の美酒に酔う日もそう遠くないかもしれません。
歴史あるフェンウェイパークで素晴らしいご体験をしていただけるような観戦ツアーをお作りさせていただきたいと思います。
スタジアムの基本情報
球場名:フェンウェイパーク(Fenway Park)
所在地:4 Yawkey Way, Boston, MA 02215
収容人数:約37,500人
フィールド:天然芝
ダグアウト:レッドソックスが1塁側、ビジターチームが3塁側
どんな座席で観戦するべきか
ツアーでは座席を選択いただけるように、いくつかの座席をご紹介させていただきますが、ご自身でイメージをお持ちいただくために、会場についてご案内をいたします。座席は、試合やご購入の時期により最前列などもご用意できることがございます。アメリカのスポーツイベントのチケット販売は複雑な形態ですので、どのような座席でご観戦を希望かお伺いをさせていただいた上で、最良のアレンジ方法を考えていきます。
ダグアウトボックス
フェンウェイパークのダグアウトボックスは、座席もフィールドボックスと変わらないような作りのため、それほどサービスに特別感があるわけではありません。しかし、フェンウェイパークの前列はとにかく近くに感じます。その経験をという場合は、ダグアウトボックスは候補になる座席です。
フィールドボックス
フェンウェイパークの1階席の前のエリアになります。フェンウェイパークは、列の番号がアルファベットで表記され、フィールドボックスは、AからM列になります。
フィールドボックスの前にダグアウトボックスという座席がセクションにより数列あります。そのため、A列より数列が前にあることになります。
フィールドボックスの座席は1列、1列の段差がやや浅い印象になります。
ロッジボックス
1階席の中段の座席がロッジボックスになります。
屋根はかかりません。
セクションにもよりますが、ロッジボックスはこのように4席や6席ごとに通路に面している座席が多くなります。そのため、グランドスタンドの座席よりは移動は楽かと思います。
ライトフィールドボックス
フェンウェイパークのライトフィールドボックスは、その名の通り、ライト側のフィールドに近い座席になります。フィールドに近いから試合が観やすいというわけではないのですが、イチロー選手などがライトを守っていた時は、守備のイチロー選手を近くで見れるということでニーズがありました。
グランドスタンド
グランドスタンドは1階席後方エリアのブロックになります。
このグランドスタンドとロッジボックスの分かれ目のところには、2階席部分を支える柱があります。そのため、グランドスタンドの座席の場合は、視界に柱が入ることがあります。グランドスタンドの「横」の座席数は、30席ぐらいあるのが当たり前というエリアになり、座席の幅も狭く、雨に濡れないので、木の椅子のエリアも多いです。
パビリオン
パビリオンのレベルはフェンウェイパークの3階席となります。
このエリアはパビリオンクラブとパビリオンボックスに分かれています。
パビリオンクラブは、前のエリアになり列の番号が数字で記載され、1から5となります。5列目は、テーブルシートです。
パビリオンボックスは後方エリアになり、アルファベットの列番号AからDとなります。
グリーンモンスター
グリーンモンスターは、フェンウェイパークのレフト後方にそびえたつ外野席です。この座席は「特別席」というカテゴリーに入るので、外野席でも非常にステイタスの高い座席の位置付けとなり、チケット代も高額になります。
座席の前にテーブルがあるのがグリーンモンスターになります。
ブリーチャー
フェンウェイパークのブリーチャー(外野席)は、ライトからセンターになります。外野席はデーゲームの際、日差しを正面から浴びるので、デーゲームは避けたほうがいいかもしれません。
ボストン観戦旅行の基本情報
ボストン観光
スーポーツファンにとっては名門ぞろいのボストンは、スポーツ観戦のみの滞在でも十分楽しめます。
観光ということであれば、ダウンタウンエリアの場合、アメリカ最古の公園であるボストンコモンを散歩したり、クインシーマーケットに行ったり、時期によってはホエールウォッチングも楽しむことができます。
少し郊外になりますが、夏はタングルウッドでボストンシンフォニーが音楽祭を行います。
ボストンのホテルエリア
ボストンは、フェンウェイパークがバックベイというエリアにあり、TDガーデンはダウンタウンエリアになります。この2つは、地下鉄での移動が可能ですし、ホテルや天候によっては徒歩でも行けますので、近い位置関係です。
NFLのペイトリオッツの本拠地となるジレットスタジアムは、フォックスボロというボストンエリアから離れた場所になります。
特にペイトリオッツ観戦に関しては、事前の交通機関の情報とホテルのアレンジに関しては、しっかりと考える必要があるロケーションになります。
主な旅程のイメージ
ボストンは、東海岸ですので、到着日の観戦というのが乗継によっては難しい場合があります。そのため、できれば4泊6日でのご旅行をお勧めいたします。4泊6日の場合は以下のような旅程イメージとなります。
月日 | 都市 | 内容 |
---|---|---|
初日 | 東京/ボストン | 空路 ボストンへ到着後、市内のホテルへ |
2日目 | ボストン | レッドソックス観戦 |
3日目 | ボストン | レッドソックス観戦 |
4日目 | ボストン | レッドソックス観戦 |
5日目 | ボストン | ホテルより各自空港へ 空路 東京へ |
6日目 | 東京 | 帰国 お疲れ様でした |
- こちらは、受注型企画手配旅行となります。簡単にいうとオーダーメイド旅行ということですので、ご自由にご旅行日程を組んでいただき、観戦チケットの選択が可能になります。
- 滞在日数、お選びいただく座席に応じてご旅行料金が異なります。
ご旅行料金の詳細につきましてはお問い合わせをいただき、ご希望の旅程を組ませていただいた際にご案内をいたします。 - 航空会社:アメリカン航空、JAL、ユナイテッド航空、ANA、デルタ
- 添乗員:なし
- 利用予定ホテル:ボストンのダウンタウン、またはバックベイ周辺エリアになります。
- こちらの商品は、おひとり様からアレンジをさせていただきます。