基本情報
- 英語名
- Fenway Park
- 所在地
- 4 Yawkey Way, Boston, MA 02215(ボストン)
- 収容人数
- 37,755人
- グラウンド
- 天然芝
- ダグアウト
- 1塁側がボストン・レッドソックス、3塁側がビジターチーム
フェンウェイパークは、100年を超えるメジャーリーグ最古のスタジアムです。
このスタジアムで最も有名なのが、レフト後方にそびえたつグリーンモンスターです。
高さが約11メートルある巨大な壁です。この球場で最長飛距離のホームランが飛んで行った座席は、レッドローンシートと呼ばれ、この座席のみ赤色になっています。
そのフェンウェイパークを本拠地とするのがボストン・レッドソックスです。
バンビーノの呪いと言われ、86年の間、ワールドシリーズ制覇から遠のいていたレッドソックス。
それでも地元のファンは、レッドソックスとこのフェンウェイパークを見放すことはありませんでした。そしてついに2004年に栄冠の瞬間を迎えました。
この球場には、100年を超えるレッドソックスファンの熱い思いが詰まっています。
アクセス
ボストンのバックベイというエリアにあるフェンウェイパークですが、ボストン自体はそれほど大きい町ではありません。ダウンタウンにご宿泊されている場合、最も便利な方法が、グリーンラインを使い「ケンモア」駅で降りることかと思いますが、昼間の明るいうちなら観光がてら、ダウンタウンから歩けない距離ではありませんので、基本的にはどこに泊まってもアクセスがいいスタジアムというイメージを持っておけます。
座席について
ダグアウトボックス
フェンウェイパークのダグアウトボックスは、座席もフィールドボックスと変わらないような作りのため、それほどサービスに特別感があるわけではありません。しかし、フェンウェイパークの前列はとにかく近くに感じます。その経験をという場合は、ダグアウトボックスは候補になる座席です。
フィールドボックス
フェンウェイパークの1階席の前のエリアになります。フェンウェイパークは、列の番号がアルファベットで表記され、フィールドボックスは、AからM列になります。
フィールドボックスの前にダグアウトボックスという座席がセクションにより数列あります。そのため、A列より数列が前にあることになります。
フィールドボックスの座席は1列、1列の段差がやや浅い印象になります。
ロッジボックス
1階席の中段の座席がロッジボックスになります。
屋根はかかりません。
セクションにもよりますが、ロッジボックスはこのように4席や6席ごとに通路に面している座席が多くなります。そのため、グランドスタンドの座席よりは移動は楽かと思います。
ライトフィールドボックス
フェンウェイパークのライトフィールドボックスは、その名の通り、ライト側のフィールドに近い座席になります。フィールドに近いから試合が観やすいというわけではないのですが、イチロー選手などがライトを守っていた時は、守備のイチロー選手を近くで見れるということでニーズがありました。
グランドスタンド
グランドスタンドは1階席後方エリアのブロックになります。
このグランドスタンドとロッジボックスの分かれ目のところには、2階席部分を支える柱があります。そのため、グランドスタンドの座席の場合は、視界に柱が入ることがあります。グランドスタンドの「横」の座席数は、30席ぐらいあるのが当たり前というエリアになり、座席の幅も狭く、雨に濡れないので、木の椅子のエリアも多いです。
パビリオン
パビリオンのレベルはフェンウェイパークの3階席となります。
このエリアはパビリオンクラブとパビリオンボックスに分かれています。
パビリオンクラブは、前のエリアになり列の番号が数字で記載され、1から5となります。5列目は、テーブルシートです。
パビリオンボックスは後方エリアになり、アルファベットの列番号AからDとなります。
グリーンモンスター
グリーンモンスターは、フェンウェイパークのレフト後方にそびえたつ外野席です。この座席は「特別席」というカテゴリーに入るので、外野席でも非常にステイタスの高い座席の位置付けとなり、チケット代も高額になります。
座席の前にテーブルがあるのがグリーンモンスターになります。
ブリーチャー
フェンウェイパークのブリーチャー(外野席)は、ライトからセンターになります。外野席はデーゲームの際、日差しを正面から浴びるので、デーゲームは避けたほうがいいかもしれません。
チケット
スタジアムツアー
ホテルガイド
フォト
観戦ガイド
開門時間
全てのゲートは試合開始時間の90分前にオープンします。
フェンウェイパークは、開門時間前になると、球場とチームストアの間の通りであるYAWKEY WAYを閉鎖してゲートを作ります。
持込できるバック
大きさが40cm×40cm×20cm (16インチ×16インチ×8インチ)以内のバックは持込可能。
リュックサックなどはサイズに関わらず持ち込みができないことがあるなど、アメリカの会場が持ち込みの規制が厳しいです。
バッグは持っていかないか、クリアバッグで観戦に行くことをお勧めいたします。
飲食物の持込
飲み物は、開封していないペットボトルの持込が可能です(基本的には、水)。
アルコール類、炭酸飲料、スポーツドリンクは不可。ガラス瓶、缶、アルコール飲料を持ち込むことはできません。
持ち込み物のルールは、シーズンごとに変わることがありますので、新シーズンでは必ずご確認ください。
カメラ
小さいサイズのデジカメは、球場に持ち込むことができます。
一眼レフの持ち込みや、三脚、一脚などの持ち込み、使用は認められていません。
再入場
フェンウェイパークは、一度入場をすると再入場はできない球場です。
ゲストリレーションセンター
もし何か困ったことがあったら、ここに行くといろいろ教えてくれたり、インフォメーションセンター的な役割もあります。
フェンウェイパークの場合、ビッグコンコース、ゲートD、ゲートEと3つあります。
一応、忘れ物などもここが窓口ですが、基本的には、忘れ物をしたら旅行者では諦めるしかないので、忘れ物はしないようにしましょう。
喫煙について
球場内は禁煙です。電子タバコも含めて一切吸うことはできません。
球場のwifi事情
近年、チケットの電子化が進んでおり、すべてのファンにインターネット環境が必要になっております。
フェンウェイパークでも無料のwifiがありますので、もし必要な場合は、wifiに接続することができます。Ballparkアプリでチケットを表示させないといけないような場合は、このwifiを活用することができます。