ピッツバーグ・パイレーツは、長く低迷していましたが、2013年にワイルドカードでプレーオフに進んだ後、2015シーズンまで3年連続でワイルドカードでプレーオフへ進みました。しかし、その後は、プレーオフから遠ざかっており、2023シーズンも76勝86敗でシーズンを終了しました。
近年は弱いチームの代名詞のようなパイレーツですが、パイレーツにはロベルト・クレメンテという英雄がいます。
メジャーリーグのファンならご存知の方も多いと思いますが、1972年に起きたニカラグア地震の被災者へ物資を届ける飛行機に搭乗中、事故に遭い帰らぬ人となりました。
現在、メジャーリーグには、慈善活動を行ったメジャーリーガーに贈られる賞がありますが、これを「ロベルト・クレメンテ賞」と呼びます。
このPNCパークには、そのロベルト・クレメンテの銅像が球場の前に建っています。
PNCパークは外野センター後方にはビジョンが無く、また観客席が低いためピッツバーグのダウンタウンが見えます。球場と絶妙にマッチしているためバックネット裏の席からの眺めは素晴らしいものがあります。
パイレーツとロベルト・クレメンテのいるPNCパークへのMLB観戦旅行はいかがでしょうか。
スタジアムの基本情報
球場名: PNC・パーク(PNC Park)
所在地:115 Federal St. Pittsburgh, Pennsylvania 15212
収容人数:38,362人
グランド:天然芝
ダグアウト:パイレーツが3塁側、ビジターチームが1塁側
どんな座席で観戦するべきか
ツアーでは座席を選択いただけるように、いくつかの座席をご紹介させていただきますが、ご自身でイメージをお持ちいただくために、会場についてご案内をいたします。座席は、試合やご購入の時期により最前列などもご用意できることがございます。アメリカのスポーツイベントのチケット販売は複雑な形態ですので、どのような座席でご観戦を希望かお伺いをさせていただいた上で、最良のアレンジ方法を考えていきます。
ホームプレートクラブ
PNCパークのホームプレートクラブは、「セクション14から19」の列の番号A列から列の12列になります。セクション20のAからE列も対象になります。
この座席は、アルコール類を除く飲食が含まれており、ラウンジにて無料で食べたり、飲んだりができます。専用の入口があるのもありがたいサービスです。
1階席前のエリア(ダグアウト・フィールドレベルボックス・ベースラインボックス)
PNCパークの1階席は前のエリアと中段から後方のエリアで分かれます。
ホームプレートクラブと同じレベルの座席として、まずはダグアウトにあるブロックが「ダグアウト」となりセクション20-24、9-13になります。
セクション25-28、6-8がフィールドレベルボックス、セクション29-32、1-5がベースラインボックスとなります。
ここはおおよそどのセクションもA列からM列の12列になっており、ダグアウト上は列が削れるためF列が最前列になります。
尚、ダグアウトはパイレーツが3塁側、ビジターチームが1塁側となります。
100レベル(1階席中段から後方エリア)
PNCパークの1階席は、ホームプレートクラブのある前のブロックの後ろがホームプレートボックス、インフィールドボックスなどという名称がついており、このエリアはA列からZ列、その後、AAからJJ列ぐらいまであります。
200レベル・300レベル(2階席)
PNCパークは、2層のスタジアムになり、200レベルがアッパー席の前方、300レベルがアッパー席の後方になります。
200レベルの列はA列からK列の10列になり、300レベルは、A列からY列の23列になります。
外野席
PNCパークの外野席はレフト側の1階席は100レベルで表記され、A列からL列と11列になります。
外野2階席にあたる200レベルは、A列からR列になり、16列です。
ライト側は100レベルのみになり、A列からL列またM列ですので、11列、12列になります。
ピッツバーグ観戦旅行の基本情報
ピッツバーグ観光
観光を目的にピッツバーグに来るという方はあまりいないのではと思います。
スポーツ観戦が目的の場合は、NFLの名門スティーラーズ、NHLの人気チームであるペンギンズ、MLBのパイレーツと3チームがあります。
パイレーツの場合、1回の滞在で数試合を観れますが、NFLとNHLは同じ競技を1回の滞在で観るには少し長く滞在することになるので、日本から観戦に行きそのような長期滞在というのはあまりないパターンです。
観戦の合間に少し観光をするというイメージの街になります。
ピッツバーグのホテルエリア
アクリシュアスタジアム、PNCパークは、フォートデュケイン橋を渡りすぐの場所にあり、PPGペインツ・アリーナもダウンタウン内とどの会場もホテルはダウンタウンに取れば、徒歩でも行けるロケーションです。
ただ、ピッツバーグ自体はそれほど大きい町ではないので、NFLなどの夜の試合の場合は、ホテルが混みあうことがありますので注意が必要です。
主な旅程のイメージ
ピッツバーグとフィラデルフィアは同じペンシルバニア州ですが、ニューヨークから行きやすいフィラデルフィアと異なり、ピッツバーグは基本的には乗継便で到着する街になります。そのため、この街で観戦するには宿泊が必要になります。滞在中1試合しかイベントがない場合は、経由地でもう1試合というのが理想です。
3泊5日での観戦の場合は以下のような旅程イメージとなります。
月日 | 都市 | 内容 |
---|---|---|
初日 | 東京/ピッツバーグ | 空路 ピッツバーグへ到着後、市内のホテルへ |
2日目 | ピッツバーグ | MLB観戦 |
3日目 | ピッツバーグ | MLB観戦 |
4日目 | ピッツバーグ | ホテルより各自空港へ 空路 東京へ |
5日目 | 東京 | 帰国 お疲れ様でした |
- こちらは、受注型企画手配旅行となります。簡単にいうとオーダーメイド旅行ということですので、ご自由にご旅行日程を組んでいただき、観戦チケットの選択が可能になります。
- 滞在日数、お選びいただく座席に応じてご旅行料金が異なります。
ご旅行料金の詳細につきましてはお問い合わせをいただき、ご希望の旅程を組ませていただいた際にご案内をいたします。 - 航空会社:アメリカン航空、JAL、ユナイテッド航空、ANA、デルタ
- 添乗員:なし
- 利用予定ホテル:ピッツバーグのダウンタウンエリアになります。
- こちらの商品は、おひとり様からアレンジをさせていただきます。