基本情報
公式のNHLオールスターゲームは、1947-1948シーズンに開催されたのが第1回とされています。それ以降、基本的には毎年開催されるようになりました。1960年代までNHLオールスターゲームは開幕時に開催されていましたが、1966年に現在のシーズン中盤に開催されるようになりました。当初は、前年のスタンレーカップチャンピオン対NHLオールスターチームとの対戦となり、第1回大会は、カナダ、トロントのメイプルリーフガーデンでメイプルリーフス対オールスターチームの対戦(4対3でオールスターチームの勝利)でした。
NHLオールスターのフォーマットは、セントラル、パシフィック、メトロポリタン、アトランティックで3対3(+ゴーリー)で、前後半10分ずつで試合を戦い、まずは準決勝、勝者が決勝に進むという形式です。
例えば、2020年にセントルイスで開催されたオールスターだと準決勝でアトランティック対メトロポリタンが対戦し、アトランティックが勝利、もう1つの準決勝はパシフィック対セントラルが対戦しパシフィックが勝利し、決勝ではパシフィックがアトランティックを下しました。
観戦ガイド
NHLのスター選手が一同に集結するNHLオールスター。
開催週は、コンベンションセンターでファンイベント(NHL Fan Fair)も開催され、NHLの魅力をより近くに感じることができる週末になります。
4大スポーツはすべてオールスターゲームを開催しますが、NHLのオールスターゲームは少し変わっており、4ディビジョンのスター選手が準決勝、決勝と、3対3(+ゴーリー)で戦うフォーマットになります。
開催地は持ちまわりとなっており、2020-2021シーズンはコロナのため中止になりましたが、2021-2022シーズン(開催2022年)はラスベガスでの開催されます。
2022-2023シーズンは当初、2020-2021シーズンに開催予定だったフロリダ・パンサーズの本拠地FLAライブ・アリーナを予定しています。
ここでは、2021-2022シーズンに開催されるラスベガスのNHLオールスターを体験を基本にした観戦ガイドのご紹介になります。
開催都市
2022年のNHLオールスターはラスベガスで開催されます。会場は、NHLベガス・ゴールデンナイツの本拠地となるT-モバイル・アリーナになります。
T-モバイル・アリーナは、2016年4月にラスベガスのストリップエリアにオープンしました。Park MGM、ニューヨーク・ニューヨークの近くにある会場です。この辺のホテルからでしたら、徒歩で行く会場になります。
NHLのシーズン中はゴールデンナイツの試合が行われますが、ボクシングのビッグマッチがこのアリーナができる前はMGMグランドアリーナで開催されていましたが、T-モバイル・アリーナが完成以降は、この会場で開催される傾向にあります。特に5月、9月にビッグイベントが開催されます。
チケット
NBAオールスターは、開催地によっては入場するだけでも1000ドル以上しますが、NHLのオールスターゲームはそこまで高くならないのが一般的です。
またNBAオールスターはほとんど定価で買えることがありませんが、NHLのオースターは定価でも買いやすくなります。
例えば、ラスベガスの場合は、金曜日のスキルズチャレンジと土曜日の本戦のチケットがセットで販売されましたが、アッパーレベルの座席で253ドルと2イベントでこの値段ですので比較的リーズナブルにご観戦いただけます。
チケットの発券は、現在は、すべてのチケットが電子化されており、スマートフォンに表示させての入場になります。