マディソンスクエアガーデンでNBAを観るのは夢だったこともあり、一番良い座席で観戦したいのですが、どこがお勧めでしょうか？
チケット代が高い（安いカードでも1000ドル前後から）ということが気にならなければ、マディソンスクエアガーデンのコートサイドシートがこの会場のベストシートになります。
座席表でいうセクション4から6、10から12になります。
この座席の魅力は、やはり近さというところが大きいです。
プレーは間近で見れるのが最大の魅力だと思いますが、クラブラウンジへのアクセスも付いています。
コートサイドはどの会場でもチケット代が高額になるので、すべての会場のサービスは調べ切れてませんが、例えば、東海岸のニューヨーク周辺でラウンジ付きのコートサイドシートを把握しているのは、マディソンスクエアガーデン、バークレイズセンター、ワシントンのキャピタルワンアリーナなので、ここの3つで比べると、マディソンスクエアガーデンは、コートサイドシートのラウンジからコートに行くまでがすごく雰囲気があります。
マディソンスクエアガーデンは、アリーナ自体がビルの中にあり、チケットをスキャンした後、エスカレーターで上っていくのですが、コートサイドシートのレベルは、降りると、下の写真のようなドーンとしたクラブの入口から入ります。
ここで再度、チケットを提示し、リストバンドをつけてもらいます。
まずラウンジから入ります。
このラウンジでは、食事は無料になります。
ソフトドリンクも無料ですが、アルコールは有料です。
（シーズンによりサービスの内容が変わることがありますので、必ず、新しいシーズンは内容をご確認されることをお勧めいたします）
また、これは結構他のアリーナでもあるパターンですが、このラウンジは、選手の入退場が見れる作りになっておりますので、試合前などはラウンジから選手がコートに入って行くところは見れます。
マディソンスクエアガーデンで個人的に好きなのは、このラウンジからコートに出るときの雰囲気です。
ラウンジからコートに向かうとだんだん、NBAのコートの雰囲気が出てきて、大人でも子どものころのわくわく感を思い出すような瞬間です。
コートサイドの座席はこのような感じです。
おおよそ、大都市のチームの会場のコートサイドレベルでの観戦情報は、経験することも含めて集めていますが、コートサイドで観戦する場合、ベンチ側、ベンチ正面と選択肢があります。
注意したいのは、ベンチ裏のコートサイドシートの場合、2メートルを超える選手がベンチに座り、また立つわけですから、近い座席ほど、プレーが見えません。マディソンスクエアガーデンでもベンチ側の列は、AA、A、1から4列とありますので、ベンチ裏の場合は、Row:4などをあえて買うほうがいいかもしれません。少なくともベンチ側のAや1という列でRow4の倍の価格を払うという価値は見出すのが難しいかな、というところです。
ベンチ正面の座席になると、選手やオフィシャルはないので、前ほどイメージに近い座席になるはずです。
ニックスファンで有名人と言えば、映画監督のスパイク・リーさんだと思いますが、この熱狂的なニックスファンもベンチ向かいの最前列にいます。
NBAのコートサイドのコート張り付きの最前列は、試合によっては100万円近くすることがありますので、さすがに高い座席ですが、その1列後ろ（Row:A）からはカードによっては10万円前後から買える座席も出てきます。
コートに近いところで観たいという場合は、ベンチ向かい側であれば、イメージに近い観戦ができると思います。
