ラプターズがウォリアーズを破り初優勝を達成!

現地6月13日、今季で最後となるウォリアーズのホーム、オラクル・アリーナで行われたNBAファイナル第6戦でラプターズがウォリアーズを114対110で破り、フランチャイズ初となるNBA制覇を達成しました!

第5戦で復帰したデュラントをアキレス腱の断裂で失い、あとが無くなったウォリアーズに対してフランチャイズ初、カナダ初のNBA制覇に闘志を燃やすラプターズ。

試合開始直後から、ラウリーが立て続けに得点を決めラプターズがリードを奪うとウォリアーズもトンプソンらの得点を中心に巻き返し、そこからはお互いリードを奪い合う大接戦へ。
しかし3Q終盤、ダンクを試みた際にファールを受けたトンプソンが、着地で左膝を負傷。

トンプソンを失いながらも追いすがるウォリアーズに対して、4Q、ラプターズのバンブリートが3Pを立て続けに決めリードを奪うも試合終盤に再びウォリアーズが1点差まで追いつくと、グリーンのターンオーバーで1点差、残り9.6秒でウォリアーズボールに。
しかし、逆転を狙ったカリーの3Pは外れ、大接戦を制したラプターズがNBA初制覇を成し遂げました!

ファイナルMVPは、シリーズ平均28.5得点、9.8リバウンド、4.2アシストを記し
攻守でチームを牽引したレナードが獲得!

第6戦で、カリーが21得点7アシスト、グリーンもトリブルダブルを記録したものの30得点をあげたトンプソンが、アキレス腱を断裂したデュラントに続き、左膝の十字靭帯を断裂する大怪我を負うなど3連覇への唯一の懸念であった、コンディションの維持に苦しんだプレーオフとなりました。

新王者となったラプターズを中心に、来シーズンのNBAはどのような勢力図になるのか。今オフも、FA戦線から目が離せません!

なお、NBAファイナルが終わると、現地6月20日にNBAドラフト2019が開催されます。
デューク大のザイオン・ウィリアムソンとRJバレット、マレー州立大のジャ・モラント、そして、史上3人目となる日本人NBA選手誕生が期待される、ゴンザガ大の八村塁選手など各選手がどのチームに指名されるのか、NBAの新たなスター誕生の瞬間に期待が高まります!

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