AFC西地区で首位走るカンザスシティー・チーフス(11勝3敗)は、延長戦の末、ヒューストン・テキサンズに27-24で勝利し、7年連続でAFC西地区制覇を成し遂げました。7年連続の地区制覇はLAラムズに並ぶNFL史上2位の記録で、ニューイングランド・ペイトリオッツは11年連続地区タイトルを獲得しています。
2022 - 2023シーズン、AFC西地区の各チームは大きな補強を行い、タイリーク・ヒル選手等が抜けたチーフスも今シーズンは苦戦を強いられるかもしれないと、誰しもがAFC西地区の大激戦を予想をしていましたが、結果的にはアンディー・レイドHCのもと、勝ち方を知っているチーフスは、QB: パトリック・マホームズ選手(372/552、4496ヤード、 35TDpass)、TE:トラヴィス・ケルシー選手(1144yrd, 12TD)を中心に、前半にはリードを許していても、後半には確実に勝利をもぎ取る安定感は同地区のチャージャーズ、レイダース、ブロンコスには見られない強さを保持しています。
カンザスシティー・チーフスは、残り3試合でAFCの第1シードのバッファロー・ビルズを追って、初戦のByeとスーパーボウルまでのホームフィールド・アドバンテージを狙います。チーフスは2018年にマホームズが選手が先発クォーターバックになって以来、ホーム以外でプレーオフを戦っていません。