昨夜、サンフランシスコ・49ersが同地区のライバル、シアトル・シーホークスを21-13で下し、10勝4敗(第15週)という成績でNFC西地区のチャンピオンとなり、2年連続のプレーオフ進出を決めています。2019年のスーパーボウル出場のシーズン以来のNFC西地区制覇となり、カイル・シャナハンHCの6シーズンの在任中3度目のプレーオフ進出となりました。
今シーズンの49ersは、負傷者が多い中でもByeウイークまで4勝4敗と.500をキープ、第8週の@ラムズ戦からは昨夜のシーホークス戦まで7連勝中とWR: ディーボ・サミュエル選手(負傷中)、WR: ブランドン・アイユーク選手、RB: クリスチャン・マキャフリー選手、TE: ジョージ・キトル選手等々のオフェンスとDE: ニック・ボサ選手、LB: ドレ・グリーンロー選手、CB: チャヴァリアス・ワード選手等のNFL#1のディフェンスが噛み合って好調をキープしています。
また、今シーズンはQBの怪我に泣かされ、司令塔が安定しないシーズンでもあります。
シーズン初めに#1QBを任されたトレイ・ランス選手は2戦目にして今シーズンを棒に振る大怪我で離脱。そこからベテランQBジミー・ガロポロ選手が再び巡ってきたチャンスに、さすがの活躍を見せ49ersの勝利をキープするも第13週の対ドルフィンズ戦のオープニングドライブで足を負傷し離脱。そこで3人目のQBとして白羽の矢が立ったのは、2022ドラフト7巡目アイオア大のルーキー、ブロック・パーディー選手。パーディー選手のセンセーショナルともいうべきルーキーQBの大活躍で、トム・ブレイディ選手率いるタンパベイ・バッカニアーズ、シアトル・シーホークスを下し、一躍#1QBの座に躍り出ました。ですが、パーディー選手も斜角筋を痛めており様子を見ながらの出場となっています。
12勝1敗のフィラデルフィア・イーグルスがNFCの首位に立ちプレーオフ進出を決めていますが、現在NFC3位の49ersは残り3試合で第2シードのミネソタ・バイキング(10-3)の座を奪う戦いが続きます。
49ersの対戦相手:第16週:ワシントンコマンダーズ、第17週:@ラスベガス・レイダース、第18週:アリゾナ・カージナルス