今夜のカードは、1stラウンドの3戦目でホームが入れ替わっての対戦でした。
やはり、今夜の試合で一番熱かったのは、フロリダ・パンサーズを相手に6-1で勝利したワシントン・キャピタルズと、こちらもカルガリー・フレームスに4-2で勝利したダラス・スターズの試合でした。カンファレンスは違えど、ワイルドカードでプレーオフ出場を勝ち取った両チームだけに、大方の予想を覆す、強豪チームからもぎ取った勝利は、プレーオフを更に盛り上げてくれます。
ワシントン・キャピタルズはこの試合、先発ゴーリーとして出場したイリヤ・サムソノフ選手が大活躍でゴールを死守、試合開始3分にジャスティン・フーバードウ選手に先取点を奪われ、パンサーズのペースで進むのかに思われましたが、
1stピリオド終了間近にオベチキン選手のアシストからT.Jオシエ選手のパワープレーゴールで同点にすると、2nd & 3rdピリオドもゴールマシンのパンサーズの攻撃をサムソノフ選手が29/30セーブ、キャピタルズが粘りながら、アレックス・オベチキン選手等が6ゴールを奪い勝利し、対戦成績を2-1としました。このままでは終わるはずもないパンサーズの反撃にキャピタルがどこまで耐えることが出来るのか、次の試合に注目です。
カルガリー・フレームス対ダラス・スターズの試合は、BOXスコアーをチェックすると、一瞬目を疑いましたが残り1分でスターズが3-2が勝っており、試合終了間際にカウントダウンが止まり、画面をリフレッシュすると、なんとスコアが”4-2で勝利”に変わり驚きました。2戦目をジョー・パベルスキー選手の決勝ゴールで勝利し、勢いづいてホームへ帰ってきたスターズ。ラデック・ファクサ選手が先制点を奪いましたが、その後、フレームスのトレバー・ルイス選手、2ndピリオドにはエリアス・リンドホルム選手の得点により逆転されましたが、2ndピリオド11:41に好調パベルスキー選手が同点のゴールを決め、また3rdピリオドにはゴーリーが弾いたナメスト二コフ選手のシュートを、すかさず叩き込み逆転のゴールを決めました。今夜もパベルスキー選手、39/41セーブのジェイク・オッティンジャー選手が活躍しました。レギュラーシーズンでマシュー・トカチュク選手、ジョニー・グードロー選手など、40ゴール選手を3人も有するフレームスをここまで抑え込んでいるスターズも、今季はワイルドカードですが、流石に2020スタンレーカップファイナル出場を果たしているチーム、オッティンジャー選手の様な若手ゴーリーの台頭など、やはりプレーオフは何が起こるかわかりません。
今日の試合結果
<イースタン・カンファレンス>
ニューヨーク・レンジャーズ 4-7 ピッツバーグ・ペンギンズ
(1-2)
ピッツバーグ
Brock McGinn
Jeff Carter
Evan Rodrigues(2)
Danton Heinen
Jake Guentzel
Jeff Carter(2)
ニューヨーク
Kaapo Kakko
Frank Vatrano
Artemi Panarin
Andrew Copp
フロリダ・パンサーズ 1-6 ワシントン・キャピタルズ
(1-2)
ワシントン
T.J. Oshie
Marcus Johansson
Trevor van Riemsdyk
Alex Ovechkin
John Carlson
Garnet Hathaway
フロリダ
Jonathan Huberdeau
<ウエスタン・カンファレンス>
カルガリー・フレームス 2-4 ダラス・スターズ
(1-2)
ダラス
Radek Faksa
Joe Pavelski(2)
Roope Hintz
カルガリー
Trevor Lewis
Elias Lindholm
コロラド・アバランチ 7-3 ナッシュビル・プレデターズ
(3-0)
ナッシュビル
Yakov Trenin
コロラド
Artturi Lehkonen
Nathan MacKinnon
Gabriel Landeskog(2)
Nazem Kadri
Devon Toews
Valeri Nichushkin