コロナウイルスの影響によるアメリカ国内のイベント開催について(4/11/2022更新)

2022年4月11日更新

昨年からコロナ・オミクロン株の爆発的な感染拡大があり、この3月、4月まで、アメリカ国内のスタジアム、球場、劇場などのコロナ安全対策規制は、各州の状況により目まぐるしく変わってきました。

各州によって多少の状況は異なりますが、現在のアメリカ国内は、感染者数、病床占有率が大幅に減少したことから、大都市の殆どのイベント会場のコロナ規制を大幅に緩和しました。

3月7日より、ニューヨークのヤンキースタジアム、マディソンスクエアガーデン、バークレイセンターなどは、ワクチン接種証明書、陰性証明書の提示の必要が無くなりました。

カリフォルニア州サンフランシスコのチェイスセンター、オラクル・パーク、またロサンゼルスのクリプトドットコムアリーナ(旧ステープルズセンター)、ドジャースタジアム、エンゼルスタジアム、ホンダセンターも4月1日から、ワクチン接種証明書、陰性証明書の提示の必要が無くなりました。

MLBのドジャースタジアム、エンゼルスタジアムへ実際に赴き、現在の状況をリサーチに行きましたが、特に特別なチェック等は何も無く、マスクを着けている人、着けていない人が混ざって観戦しており、コロナ前の状態に戻っているような感じでした。

ネバダ州ラスベガスでも、BTSのコンサートが行われているアレジアントスタジアム、Tーモバイルアリーナ、シルクドゥソレイユ等々の会場でワクチン接種証明書、陰性証明書の提示の必要は無くなりました。ですが、BTSのコンサートでは主催者側の意向により、マスクは必須着用になっています。

またマスク着用についても推奨、強く推奨、ワクチン未接種者は必須着用と、イベント会場によってことなりますが、事実上、マスク着用の必要もなくなりました。ですが、もちろん今でも球場、アリーナ共に、人ごみの中ではマスクを着用している人も多くいますので、「マスクをしていると変?」ということはなく、それぞれに任されているという形になっています。

※これらの情報は、アメリカ国内の各州、各郡、各市のコロナ感染状況によって安全規制は随時変わる情報であり、すべての都市、会場などが同じ規制という事ではありませんので、もしこれからアメリカのイベントへ行かれる方は、常に現地の状況を確認してください。

また各州、各郡、各市のコロナ規制が緩和され、ワクチン接種証明書、陰性証明書の提示の必要が無くなっているとしても、イベント、コンサートの主催者の意向によって安全規制を決めることが出来るというシステムは残されているようですので、チケット購入時、また会場へ行かれるまで、それらの情報をチェックするようにしてください。

MLB、NBA、NHLのプロスポーツリーグに関しては、現時点で殆どが上記に当てはまりますが、NFLが主催するシーズン前のイベントやレギュラーシーズンなどについて、現時点では情報が無く、NFLと各チームの意向により変わってくることがありますのでお気をつけください。

※※アメリカ国内は上記の様なコロナ安全規制の状況で、全てのイベントには自由に行きやすくなった状況ですが、日本からご旅行でいらっしゃる方々は日本への帰国時に現地でPCR検査を受ける必要があり、もしも「陽性」反応があった場合には、たとえ無症状であったとしても、「陰性」になるまでアメリカ国内に留まらなければいけなくなってしまいますのでご注意ください。

カテゴリーNEWS