シカゴ・カブスがついに世界一に!

シカゴ・カブスがついに呪いを解きました。11月2日にクリーブランドで行われた運命の第7戦。
試合は、8回裏に地元インディアンスが追い付き、延長戦へ。
10回に2点を入れて勝ち越したカブスがその裏のインディアンスの攻撃を抑え、108年ぶり3回目の優勝を成し遂げました。

久々のワールドシリーズとなったカブスのホーム、リグレーフィールドで開催されるワールドシリーズのチケット代は、近年まれに見る高額なものになりました。
立ち見でも2000ドル以下はなく、指定席は、一番安い指定席で約3700ドルとなるほど凄まじいチケット代になりました。

カブスファンにとっては本当に長い道のりだったことだと思います。
長年ワールドシリーズから遠ざかることが「呪い」と言われました。
ボストン・レッドソックスと言えば、バンビーノの呪い、シカゴ・カブスといえば、やぎの呪いと言われるほど、2000年台初頭までは、このMLBきっての人気球団が優勝から遠ざかる理由づけに、呪いが存在していました。
カブスは2003年のリーグ優勝決定戦で、フロリダ・マーリンズに逆転負けをしたときもこの呪いがフューチャーされました。レッドソックスが2004年に優勝しバンビーノの呪いが解け、次はカブス、と期待されたものの、その後もしばらくワールドシリーズからは見放されました。そのカブスは、2015年あたりか雰囲気が変わってきました。有望な若手の台頭、2015年のプレーオフでは、あと一歩ワールドシリーズには届かなかったものの、カブス復活を印象付けました。そして、運命の2016年。カブスは、ついにワールドシリーズに進出すると、絶体絶命の1勝3敗からの逆転優勝を飾り、シカゴの町を幸せにしました。

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