フロリダ州マイアミで開催されたスーパーボウル54。
過去4大会は、すべて日本から直行便が出ていた都市での開催でしたが、マイアミは、経由便でしか行けない都市になります。
マイアミ自体は、マイアミでスーパーボウルの開催が決まって以来、ドルフィンズ、ヒートを含めて2度リサーチをし、大会に備えました。
スーパーボウルのマイアミ大会のレポートになります。
マイアミの場合、2月だと、やはりアメリカン航空を使いダラス経由という選択になります。シカゴでは、天候が怖いですし、アトランタという手もありますが、ダラスであれば、JALが使えるのでそういう意味でもダラスでの選択にしました。
ダラスでやることは、
(1)入国審査
(2)荷物の受け取り(荷物を預けない場合は不要)、再度預ける
(3)国内線に乗るためのセキュリティチェック
が主な柱となります。
2020年1月末の時点では、空港が工事中をしている関係か、アメリカ人と、ビジターが同じレーンに並びます。そのため、この日もかなりの列の長さになっていました。
今回は、ほぼオンタイムで到着し、JAL便は8時20分前後にダラスに到着しますが、入国審査は約1時間。
ダラス到着が午前8時20分で、マイアミ発の飛行機が午前10時25分になります。入国後、スーツケースなど荷物を預けている場合は、受け取りをします。
乗り継ぎ便の場合は、乗継用の預ける場所がありますので、預けるのにはそれほど時間はかかりません。
次は、上に上がり、国内線に乗るためにセキュリティーチェックをします。
その後、スカイリンク(モノレール)でターミナル移動です。
JALは、ターミナルDに到着しますが、ターミナルが異なることもあります。
乗り継ぎ時間2時間でぎりぎりのイメージです。
実際この日は、ゲートに到着したときは、既に搭乗が始まっていました。
2020年1月30日(木) マイアミ到着
ダラスの乗り継ぎがぎりぎりだったものの、乗継便に間に合い、到着は予定通り14時過ぎになりました。
マイアミのスーパーボウルは、イベントの場所が分かれているので、ホテルのロケーションは非常に悩ましい大会になりました。
例えば、スーパーボウル自体は、ハードロックスタジアムになり、ここは、マイアミのダウンタウンから約25キロ、マイアミビーチ(サウス)から約30キロ、空港周辺からも30キロとどこを拠点にしても離れている会場になります。
エクスペリエンスは、マイアミビーチのコンベンションセンター、コンサートやスーパーボウルライブはダウンタウンでしたが、マイアミの場合、空港からダウンタウンまでは公共の交通機関でもアクセスできますし、ダウンタウンでスーパーボウルライブをしているようであれば、仮にダウンタウンに宿泊しても車は動かない、ビーチも同じように渋滞が激しいと予想したのと、マイアミからの帰りの便は、基本的に早朝になるため、帰りに比重を置くとどうしても空港近くのロケーションがベストであるという結論でした。
さて、到着後、空港からマイアミビーチは、UBERでの移動です。
UBERだと空港からマイアミビーチ(サウスエリア)は約20キロぐらいになり、夕方だと多少の渋滞としても30分ぐらいになります。
スーパーボウルウィークでも木曜日はまだそれほど混雑はしないので、ここはスムーズに移動できました。
この距離をこのぐらいの時間で移動できるのは木曜日だからになります。
金曜、土曜になるにつれて、かかる時間は2倍、3倍となっていきます。
スーパーボウルエクスペリエンス
マイアミ大会のスーパーボウルエクスペリエンスは、マイアミビーチのマイアミビーチコンベンションセンターが会場になりました。
(スーパーボウルエクスペリエンスの基本情報)
マイアミビーチコンベンションセンター
Miami Beach Convention Center
1901 Convention Center Dr, Miami Beach, FL 33139
内容は、毎年ほとんど変わりません。
今回も、メインは、ヴィンス・ロンバルディ・トロフィーとの撮影、サインステージ、NFLドラフトの疑似体験というところでしょうか。
マイアミは、荷物が比較的緩く、昨年までは基本的には、エクスペリエンスもクリアバッグでのみ入場でしたが、マイアミは、通常のバッグでも入場ができ、かなり大きめなバッグの人も見かけました。
これは大会、大会により異なりますので、基本的には、クリアバッグと考えておくほうがいいかもしれません。
スーパーボウルエクスペリエンスの会場となるコンベンションセンターの周りは通常、非常に混雑します。帰りのUBERなどは、コンベンションセンターの近くのホテル(徒歩20分ほど離れる)のほうが配車しやすくなるので、帰りは、出てすぐ呼ぶより、少し歩いてわかりやすい場所から配車するようにしたほうがスムーズです。
2020年1月31日(金)
この日は、午前中に、マイアミのダウンタウンのスーパーボウルライブです。
スーパーボウルライブは、基本的には、地元のファンが無料で参加できるイベントとなり、エクスペリエンスのようなNFL、NFLという感じではなく、どちらかというと街の魅力を感じてというイベントです。
スーパーボウルライブの基本情報
まずは、空港からマイアミのダウンタウンへ公共の交通機関で行きます。
空港からダウンタウンへは、まずは、無料のムーバー(モノレール)で、メトロレールの駅まで移動します。
メトロレールは有料となり、切符を買います。
メトロレールでおおよそマイアミのダウンタウンエリアまで移動し、マイアミのダウンタウン内は無料のムーバー(モノレール)で最寄りのスポットまで行くという流れです。
(文章だとやや複雑な印象を受けてしまうかもしれませんが、実際は、それほど難しい行き方ではないです)
ポイントは、メトロレールのところです。ここのみ切符が必要になります。
空港からメトロレール駅となるマイアミエアポートステーションへ
乗り物 ムーバー
料金 無料
マイアミエアポートステーションからガーバメントセンターステーションへ
乗り物 メトロレール
料金 1日券パス 5.65ドル
ガーバメントセンターステーションからマイアミダウンタウンの主要エリア
乗り物 ムーバー
料金 無料
スーパーボウルライブ
今年のスーパーボウルライブはベイフロントパークでの開催となりました。
このスーパーボウルライブも入場時に荷物検査があり、通常は、大きめなバッグはダメと言われるのですが、エクスペリエンス同様にマイアミは、荷物が比較的緩く、かなり大きめなバッグの人も見かけました。
昨年のアトランタのように会場の横のエリアというわけではなく、マイアミの場合は、ビーチエリアに人が集まるのと、金曜日の早い時間だったこともあり、かなり空いている状況でした。
夕方からは、またエクスペリエンスですが、内容は同じですので、ここは省略します。
2020年2月1日(土)
スーパーボウル前日の土曜日。
この日の朝は、明日の決戦の前に、前日のスタジアム周辺の様子を確認にハードロックスタジアム周辺へ行ってみました。
未明に雨が降り、この日の予報もあまりよくありません。
スタジアムまでは行けませんが、周辺の道を再確認します。
こればかりはスーパーボウルの開催時と、通常のイベントは違うので、スーパーボウルの周辺の雰囲気は知っておく必要はあります。
その後、空港のホテルに戻り、再度、ダウンタウンからマイアミビーチへエクスペリエンス会場へです。
土曜日のダウンタウン、ビーチの道の混雑状況などを確認。
お昼前の時間で車で40分ぐらいでした(通常は15分ぐらい)。
一応、ビーチからダウンタウンへの市バスの乗り方も確認しておきました。
マイアミビーチからは、「S」はダウンタウンへ行きになるので、これを使うとガーバメントセンター駅まで行けるのですが、いかんせん、ビーチから橋を渡って、ダウンタウンが大渋滞で、全く動かず。
そのため、終点のガーバメントセンター駅ではなく、橋を渡り、ムーバー駅の近くで降り、ムーバーがベストという判断でした。
市バスは、2.25ドルでお釣りなし。
コンベンションセンターからは、リッツカールトンなどのホテルがある方に向かい、バス亭から乗ります。
土曜日になると混雑しすぎて、UBERもつかまらない可能性もあるので、いろいろな選択肢が必要になってきます。
この後、一応、ダウンタウンの観光スポットであるペレス・アート・ミュージアム、マイアミ科学博物館にムーバーで向かい、少し回ります。
その後、再度、マイアミビーチのコンベンションセンターに土曜日のスーパーボウルエクスペリエンスの入場のために向かいます。
この美術館のエリアを出発したのが、15時前。
土曜日のこの夕方の時間は、ダウンタウンからマイアミビーチ間は、大変な渋滞になっていました。通常、15分ぐらいの道が1時間以上。
それでもUBERは22ドル前後でした(当初の配車時より少し割増しなものの)。
16時過ぎにようやくコンベンションセンターの中へ入ります。
とにかく土曜日の夕方のエクスペリエンスは混雑します。
昨年のアトランタのように入場のセキュリティレーンが大行列ということはなかったものの、中はごみごみしていてほとんどのアトラクションは、SBXTRAパスがないと何時間待つのか、という列になっています。
土曜日の夕方参加はくれぐれも注意が必要です。
スーパーボウルウィークのレストラン
折角、アメリカに来たのであれば、その土地の有名レストランで食事をしたいというのはあるかと思います。土曜日は、それにトライしてみました。
マイアミと言えば、カニの爪で有名なジョーズストーンズクラブ。
Joe's Stone Crab
11 Washington Ave, Miami Beach, FL 33139
ここは予約ができないので、エクスペリエンス終了後に行ってみることに。
着いたのは、20時過ぎ。
確認すると12組待ちでおそらく1時間ぐらいで案内できるのではないかとのこと。ということで1時間ほど待ちました。
ここは、レストラン以外にバーがあり、待っている時間はバーでアルコールなどを飲むことできます。
21時過ぎに、係員が名前を呼んでくれ、店内に。
さすがにスーパーボウルウィークでジョーズストーンズクラブは厳しいかなと思っていたので、1時間ぐらいで案内してもらえ、ラッキーだったような気もします。
結局、お店を出たのは24時前。
この時間になれば、道も空くかな、と期待していましたが、相変わらずビーチからダウンタウンへの橋は渋滞でした。
2020年2月2日(日)
いよいよ決戦の日です。
アメリカは国内で時差があり、スーパーボウルなど開催される場合は、開催都市によりキックオフの時間が変わるので、その辺も気をつけないといけないのですが、今回のマイアミは、東海岸(ニューヨークと同じ時間)だったため、キックオフは遅い午後6時になります。
これが西海岸だと午後3時ですので、56回大会のロサンゼルスは早い時間のキックオフになります。
開門時間は午後2時のため、スタジアム到着はお昼の12時を目標にしました。
土曜日にこのスタジアムに来た感じでは、一般の駐車場は、車の流れに逆らって左折になる場所もあり、どう考えても開門時間に合わせて行っては、道が大渋滞すると考えたのもあります。
ということで、多少、道は混雑した程度で早めに到着。
スタジアムで少し開門時間まで余裕があるという感じでした。
試合開始前後
試合前は行けていたスタジアム近くエリア(ゲートの外)は、チケットを持ってないファンは出されてしまい、閉鎖されます。
そのため、チケットを持っていないとスタジアム近くにいることはできません。
試合終了後
試合終了の少し前にスタジアムの周辺を歩いてみましたが、タクシーはかなりの台数が待機していました。
しかし、この台数も終了後はあっという間になくなる可能性はあります。
スーパーボウルの場合、限られたエリアへのアクセスになります。
UBERなどで配車をする場合、この暗い中、かつファンの流れに乗って歩いていく中で乗車場所がわかるかというのは非常に怪しいです。
ハードロックスタジアムの場合、周辺にウォルマート、デニーズなどがあるので、その辺まで歩いて配車というのはありかもしれません。
いずれにしても午前12時を過ぎても車の流れは少なくならないので、駐車場が閉まる午前1時前後まで待てないとUBERは厳しいかもしれません。
ビッグイベントの場合は、この辺が非常に難しい状況になるので、ご自身でアクセスされる方は特に帰りについて念入りに考えを練っておく必要があります。
土曜日は天候が悪かったスーパーボウル54でしたが、当日は、快晴となり、マイアミの野外スタジアムで気持ちのいい観戦環境だったと思います。