ニューヨーク2日目 観戦の前の時間の使い方
初めて行く都市や、折角行くのであれば、どうしてもいろいろなところを回りたくなるものだと思います。
ただ、メインは観戦、あまり予定を詰め込みすぎて、観戦に響いては・・・
そのため、この日は、夜のNFLの前にどの程度観光ができるか、試してみました。
このように時間の限られた中、ある程度、予定通りにまわるのであれば、現地の旅行社が出しているようなオプショナルツアーは大変便利な方法の1つです。
今回は、そのうちの1つに参加してみました。
まずは1日のタイムテーブルを立ててみました。
ニューヨーク 2日目
午前6時起床
午前8時までの間に朝食など食べ、準備をする
午前8時30分 頼んである観光ツアーに参加
午後2時 観光ツアー終了
午後7時 スタジアムへ向かう
午後8時25分 キックオフ ジェッツ対ビルズ＠メットライフスタジアム
午前12時 終了
午前1時 ホテルへ戻る
こんな1日を予定しています。
さて、まずは観光ツアーです。
朝8:30にホテルまで車でお迎え。ガイドは俳優志望の日本人スタッフで、ニューヨークの歴史や建物の豆知識も豊富のようです。同乗者には一人旅女性１名とカップル２組がいて、いろいろな情報交換もできました。こういう出会いも楽しいものですね。さて今回の観光ツアーでは、まずチェルシーへ到着します。
チェルシー
チェルシー・マーケットからスタートです。写真は、元々は精肉工場だったところを改装し、カフェや若手アーティストの手作り商品が売られているエリア。
今回は、朝早いのでお店はほとんど閉まっていましたが、３０分ぐらいのんびり歩いて雰囲気を楽しみました。
リトル・イタリー、チャイナタウン
さて、チェルシーの後に向かうのは、リトルイタリー、チャイナタウン。
こんな感じでした。
ブルックリン
続いては、マンハッタン・ブリッジを通り、ブルックリンのダンボ地区へ。
昔は治安の悪い地区だったそうですが、最近は、新鋭アーティストなどが移り住み、新しい街に生まれ変わり注目されているブルックリン。今回は時間がないので、ダンボ地区を車で一周しただけでしたが、時間があればまた来てみたいと思うエリアでした。ブルックリンは、車窓からの景色でもこのエリアの雰囲気を感じられる建物がたくさんありました。
こちらは、マンハッタンブリッジ。
こちらは、ブルックリン・ブリッジ。
ブルックリンから見たマンハッタン島。
見どころをスムーズに回ることができるのは魅力的だと思います。残念ながらゆっくりできないですが、時間のない中できるだけ多くを回るわけですので、そこはしょうがないかな、と思うしかありませんね。
グランドゼロ
ブルックリンの後は、マンハッタンへ戻り、グランドゼロへ向かいます。
メモリアルミュージアムはまだ完成したばかり。時間がなくて資料館へは行けませんでしたが、そばに立つだけで厳粛な気持ちになりました。
泉の淵にはあの日のテロで亡くなった方のお名前が刻まれており、改めて犠牲者の多さを肌で感じました。
自由の女神
そして、自由の女神へ。
自由の女神の観光にはいくつかあるようですが、今回は、自由の女神の近くを通る、定期船を利用します。
スタテンアイランド行きの民間フェリーは、３０分おきに出ている島民の移動手段なので、運賃は無料です。
ですので、今回は、リバティー島で降りることなく、自由の女神をフェリーの上から見るという流れです。
ニューヨーク証券取引所＆ウォール・ストリート
自由の女神を見た後は、世界の金融の中心地へ。
トリニティ教会
ウォールストリートを抜けるとすぐに見えるニューヨークで一番古い教会がトリニティ教会。
ロウアー・マンハッタン地区は昔、大きな墓地だったらしく、街の真ん中に突然古い教会があるのはその名残とのこと。
国連本部
到着日初日の夜に行ったのと、昼間では雰囲気が違いました。
各国の国旗がなびく姿はこれぞ国連という感じでした。
半日観光の人はここまでがコースのようです。午後の部もあるツアーの人は、ここからはマンハッタンの北側へ向かいます。
ダコタ・ハウス他
ビートルズファン、とりわけジョン・レノンが好きな人は、ジョンの暗殺現場となったダコタハウスは押さえておきたいニューヨークのスポットの１つかもしれません。
ダコタハウスの近くのセントラルパークにはストロベリーフィールズの小さい広場があり、イマジンの石碑があります。
昼食
ここでようやく（？）昼食タイム！シェイクシャックです。
公園のベンチで大きいハンバーガーにかぶりつきました。
最近は日本にも進出している有名ハンバーガー店らしいですね。美味しくいただきました（笑）
セントパトリック大聖堂
コロンビア大学
アッパー・ウエストサイド地区のコロンビア大学の構内へ。
オバマ大統領もここで学んでいましたそうです。
みんな賢そうに見えました。
グラント将軍の墓＆リバーサイド教会
コロンビア大学の先にはグラント将軍の墓とリバーサイド教会があります。
グラント将軍は第18代アメリカ大統領にもなった人物で、南北戦争の功績を称えられて奥様と一緒に埋葬されているそうです。
その隣のリバーサイド教会は、ニューヨークで最も背の高い教会。中にも入れます。
その後、ハーレム地区、アッパー・イースト・サイド地区を通って、5番街ティファニーで解散。その途中で、メトロポリタン美術館やアップル社を通過しました。
このような流れで午後2時に終わるツアーでした。
車窓を含めて、かなり駆け足な1日ですが、ポイント、ポイントを行くことができ、ガイドさんのおかげで、ニューヨークについての知識も身につけることができ、初めてのニューヨークの街が身近に感じることができました。
私の場合は、あくまで、観戦メインの観光ツアーでしたので、これでも十分、満足の内容でした。
ただ、大事なのは、何か目的かという点です。
このリポートを見ていただいた方の中には、1日でこれだけまわれるのか、と思われる方もいらっしゃるかもしれません。
誤解をしてほしくないのは、例えば、メトロポリタン美術館などは、好きな方は1日でも2日でも足りない規模の美術館です。
今回は、通っただけです。
チェルシーなども1日かければ、お買いものも楽しめ、おいしいランチも食べれると思います。
自由の女神もリバティ島で降りれば、半日は必要です。
このようなハイライトを詰め込んだツアーでは、そのスポットでゆっくりするのは無理ですので、もし観光メインでご参加の方は、物足りないかもしれません。
この感想は、あくまで、観戦をメインにした場合にハイライトを回るツアーとして、十分だということです。